娘を応援する強いお母さんのお話
シングルマザーで娘1人育てています。
一番最近疲れてやる気が出なくなってしまった出来事は、娘のテストの結果がイマイチよくなかったことです。
フルタイムで歯科クリニックに勤務し、仕事を終え帰宅すると家のことをやってバタバタ過ごし、あっという間に1日が終わってしまうという毎日なのですが、それなりに楽しく充実して過ごせている方だとは思います。
娘はわりと勉強が好きで、今まで「勉強しなさい」と言った事は1度もありませんでした。
中学校に入って初めての定期テストに向けて学年1位になりたいと意気込んで勉強していたように見えていたのですが、帰ってきた結果は学年4位でした。
苦手科目の社会の克服に時間を割きすぎて、得意科目の国語を一切勉強していなかったようです。
もちろん責めるような点数でもありませんでしたが、忙しい中でも塾に連れて行き、栄養バランスを考えた食事を摂らせることを心がけたり、出来るサポートはしてきたつもりだったので、親のショックを受けてしまったのです。
テストの結果を聞いた瞬間、やる気が起きなくなってしまいました。
本当なら、言われなくても勉強をしていたことを褒めたり、本人自身がショックを受けているはずなので、親がどっしり構えて励ますくらいしてやらなくてはいけないはずなのに、やっぱりダメでした。
何故か三日間食事が喉を通らなく、露骨にショックな心境を態度に出してしまったことを申し訳なく思います。
三日間本当にやる気が出なかったのですが、やる気が戻ってきたのは、それでも頑張る姿を娘が見せてくれたからです。
テストで間違えた問題を何度も何度も復讐し、勉強時間は今までの1.5倍に増やし、自分なりに次のテストに備えようとしていたのでした。
娘の方が、私よりも何倍も強い心を持っていたようです。
自分が「してあげていた」という思いが強かったことを大変反省しました。
今では、失敗を反省し次に生かそうとしている娘を心から応援し見守っていこうと思えるようになりました。